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院内での取り組み initiatives

病棟の環境改善

病棟の様子

病棟は、患者さんの生活の場です。快適な生活ができるよう、職員は日頃より心がけています。
入院患者さんやそのご家族の方は、ご意見・ご要望を気軽にお寄せください。でき得る限りの改善に努めます。

希望される診療を

カウンセリングの様子

患者さんが希望される診療の「かたち」がありましたら、ご要望に沿えるよう心がけています。皆さまがどのような治療法を希望されるか、あるいはどの程度の治療を希望されるかというのは、それぞれの患者さんのそのときの状態などで異なってくると考えています。特にご高齢の患者さんの場合には、ご本人の意思、あるいはご家族の意思をよくお聞きした上で、ご希望される治療を専門的見地からおこない、ご希望されない治療はしないようにしています。

診療に関するご希望は、「わたくしの診療に関する希望書(事前指示書)」にご記入いただいています。

知識と技能の向上

勉強会の様子

看護レベルを向上させるべく看護師勉強会に特に力を入れています。

内容は、看護記録、看護計画、問題点の立て方から始まり、脳血管障害の患者さんを例に、実際の患者さんの看護上の問題点を探るべく、病態生理、観察のポイントなどを根本から勉強しました。摂食嚥下、排泄、清潔、更衣などにおけるセルフケアの不足を補うのに、まず不足機能の評価をし、個々の患者さんに合った内容とレベルの援助を提供するようにしています。さらに、看護基準、手順の見直しを進め、褥瘡の評価と対策、院内感染対策などのテーマに取り組んでいます。

介護職員、リハビリ職員は、外部研修と各部署での院内勉強会に取り組んでいます。今後重点を置くことは、クリニカルパスの作成と、症例に基づいた、看護計画作成における看護上の問題点、対策、評価のさらなる検討です。

介護サービスの質の向上

食事の様子

長期療養の患者さんに対する介護サービスの質の向上に取り組んでいます。上記の勉強会と連動して、機能障害による摂食嚥下、排泄、清潔、更衣などのセルフケアの不足を補うのに、個々の患者さんの不足機能の評価をし、個々の患者さんの状況に応じたきめ細やかな内容とレベルの援助を提供するようにしています。

具体的には、食事介助であれば、摂食嚥下機能の評価に基づき、その患者さんにあった食事のセッティングの仕方(患者さんの左側に○○を用意するなど)を工夫し、自助具(特別に改造したスプーンなど)を用意する、主食やおかずを柔らかくする、食べやすい大きさにする、水分でむせやすい方にはお茶のトロミを強くする、口の右側から食べるように介助するなど、そういった個々の患者さんごとにいろんな工夫を試してみて、最良の組み合わせを「患者情報」として蓄積し、その患者さんにはいつでもどの職員でも同じサービスを提供するようにしています。さらに気がついた工夫があれば、新たに「患者情報」に加えていき、すぐに実践できるようにし、また、定期的にやり方の内容そのものを院内の集まりで発表しあい、評価し直し、改善するように取り組んでいます。

医療事故対策の徹底

書類を作成する様子

リスク・マネジメントの観点から、「医療事故をなくすために」のテーマで、意識改革を目指してきました。

今までは、医療事故への基本的アプローチの仕方、取り組み方、なぜ起こるのかといった考え方から始まり、他院での実際の事故の事例、種類と内容の分析、要因分析の手法を使った事例などを紹介し、どんな事故が起こりやすいか、どんな時に起こりやすいかなど、啓発に努めてきました。また、当院での事故、インシデント(ハット、ヒヤリ)の報告を義務づけ、報告の仕方、対応の仕方も明示しています。

インシデントの報告例については、その要因、原因を十分に分析し、対処方法を一緒に考えた上で、みなに提示し、実践し、さらにそれを再評価するように取り組んでいます。院内感染についても、病院の統一見解として予防、対処のマニュアルを提示し実践しています。

身体拘束の廃止

高齢者の手を取る

当院の介護療養病床では、緊急やむを得ない場合以外は身体拘束をしないように努めています。

千葉県高齢者権利擁護・身体拘束廃止研修に毎年参加し、必要な知識と技術の向上に努めています。

必要な患者さんの場合でも身体拘束の廃止に向けて、起こりうる事故や問題を想定した上で、日々カンファレンスを行い、常に身体拘束に代わるケアや方法を十分検討し、安易に身体拘束が行われないように看護・介護スタッフが中心となってケアの在り方を見直し、私たちのできる事から取り組んでいます。